ミニバスに限らず環境は大事だ。
再認識した出来事。
Bチームの子が高学年になりAチームへ入った。
そのうちの一人K君。Bチームではふざけてばかりだった。
Bチームの先輩コーチは穏やかな人で、あまり叱らない人だ。
叱ってもまた同じことの繰り返し。決して先輩コーチを批判している訳ではない。
ただ、子供は敏感で正直だ。先輩コーチが優しいだけに多少舐めている感じはする。
そのK君がAチームに入ってから多少練習態度が良くなっている。あくまでもBチームにいる頃よりはだが…。
Aチームのコーチは叱るとき、毅然とした態度ではっきりと、何が良くて何が悪いことなのかを根気よく話す。
どんな練習をしていても、間違った練習態度の時は練習を止めて子供たちを指導する。
環境…、これは大事だ。
練習を真剣に取り組んでいる集団に入れば、ふざけている子の方が浮いた存在になる。
大勢が手を抜いている集団に入れば、一生懸命取り組んでいる子の方が浮いた存在になる。
また、環境を一から作るのは膨大な労力を使う。
また、少しの緩みの積み重ねが、気付いた時には取り返しのつかない環境劣化になってしまうこともある。
バスケは楽しい。真剣にやるから楽しい。
みんなでこれからも楽しくやっていくためにも、良い環境を維持していきたい。
子供が憎くて叱る訳ではない。叱るというのはエネルギーを使う大変な作業だ。
だけどそこから逃げることなく頑張っていきたいと思う。
環境は大事だ。